YAPC::Fukuoka 2025に行ってきた
yapcjapan.org
ブログを書くまでがYAPC。どうもmacopyです。YAPC::Fukuokaに行ってきたので報告です。やっぱりYAPCは最高ですね。運営の皆様、スピーカーの皆様、参加者の皆様、お話ししていただいた皆様ありがとうございました。
簡単にまとめます。
0日目
前日に降り立ち、デルタさんの非公式前夜祭にお邪魔しました。そこで僕が行うトークの宣伝みたいなことをさせていただいたり、他の方のトークの宣伝を聞いたりなど大変良かったです。ちょっと体調が悪く明日に備えてビールは控えさせていただいたのですが、大変良さそうなビアバーだったので次回はビールを飲みいきたいと思います。デルタさんありがとうございました。
1日目
さて会場ですが、今回は福岡は福岡工大です。前回のはこだて未来大そうでしたが、大学で行うのはなんだか良い気がします。1日目は学食でしたが、一周回ってフレッシュな気分です。2日目はトラックを行う会場によって違う建物になっていましたが、そういったキャンパス内の移動も昔懐かしい気分になりました。
僕のトークはこの日の午後だったので、それまで気が張り詰めていて、逆に集中力が上がってきけていたのですが、自分のトークの後はぐったりしてしまって記憶が曖昧です。いくつか覚えているトークの感想を簡単に。
さてこの日の終わりには企画LTがありました。どの発表も面白かったのですが、カラオケBanBanの方が行われたAIが見張り、人がもてなす — 全国400店舗のカラオケBanBanの運営をサポートするAI Agent by 西尾健人が印象に残っています。成り立っているビジネスをさらにAIで加速するのってシンプルに「強い」と感じました。
1日目のYAPCの後は特に公式の懇親会はなかった(U29と学生対象のはありました)ので、僕自身で企画して非公式懇親会を行いました。よくYAPCに行くと同窓会、なんて言っていますが、今回は本当に同窓会をしました。何かというとカヤックならびにそのOB・関係者を集めた非公式懇親会を同僚の実家(!)である博多の居酒屋で行いました。どんどん良い料理が出てきて良かったです。密な交流でした。
トークがあったせいかこの日もお酒は控えて、さっさとホテルへ。
2日目
ちゃんと起きて、最初のトークから聞けました。いくつか覚えているトークを紹介します。
- ある編集者のこれまでとこれから —— 開発者コミュニティと歩んだ四半世紀 by 稲尾尚徳
- 四半世紀というタイトルがすごい重みを感じるものの、inaoさんの淡々としつつちゃんと引っ掛かりがあるような喋り口でとても楽しめました。シンプルにinaoさんのような技術者をサポートしてきて25年の方がDevRelやっているSmartHRさんすごいなと思いました
- Perl の生きのこり by わいとん & kobaken
- Perlの話だしそんなに人いないかもだから(失礼)、聞きに行かないと!って思ったら結構人が入ってて驚きました。今回のYAPCはPerlの話が以前より多めだと感じたのですが、Perlの話でも皆さん聞きにこられていて、それはそれで喜ばしいなと思いました。このトーク自体はPerlとWebが歩んできた歴史の話やこれからどう生きるかみたいな話でした。以前似たような話をしていたので、共感〜という感じです
- *S Tech Talks
- 踊り場で行われていたセッションです。yusukebeさんが司会をしつつSのつく話をアンカンファレンス的に会場の人が即興でやるみたいな感じ。僕はAnybatrossの裏側の話をしました。この話自体は12/1の会社のAdvent Calendarに出るので読んでみてね。他にも自分のライブラリの話をされている方のスターがどんどん伸びていくみたいなこともあって面白かったですね
- Day 1 最速振り返り
- これも踊り場のセッションです。その名の通り1日目に行われたトークについて、概要や感想を司会のonkさんや会場にいる人が述べるというもの。僕を含めて会場にスピーカー本人がいたら本人が説明するというのもありましたが、ここで直接自分のトークの感想をいただけるというのも感激でした。mizzyさんとgfxさんありがとうございます。
- OSS開発者なら学生参加者いっぱい集められる説
- 踊り場であったmoznionさんの謎のコーナー。元同僚のfujiwaraさんやSongmuさんなどの会場にいたOSS開発者を前にして、さらに学生さんも読んで、パネルディスカッション的なことをやるみたいな場でした。意外と学生さんいて良かったです。本当に集められるんだなあ
- ステートレスなLLMでステートフルなAI agentを作る by 藤吾郎 (gfx)
- AIネタということでエージェントを作っているというgfxさんのトークです。今gfxさんこういうことされているんだなという驚きと、僕自身が社内でRAGエージェントを作っていた経験も思い起こしてそうだよね〜という感じでした。また、マスコット的なエージェントだと記憶に対する取り組み方が違うなとも感じたのもこのセッションを聞いて得られた気づきでした
この後はLTとキーノートですね。LTで印象的だったのはサンリオの方がやられた伝統的日本企業のソフトウェアエンジニアになって無双しよう! by 倉井龍太郎で、前日のカラオケBanBanの例や、みられなかったのですがトライアルの方がやられていたセッションなど、ITがメインではない業態にIT技術を内製組織を作って取り組むというのが印象的でした。そういう人のトークをYAPCでもっともっと聞いてみたいですね。
最後にキーノートでpyamaさんがこれまでのキャリアについて振り返る話を聞きました。これを聞いて自分は、自分に対してもっとブッコむとことでブッコまないと面白ことがあっちからぞとはっぱをかけたくなる気分になりました。YAPCをはじめとしたカンファレンスってこういうやる気にさせてくれる場だと思います。
その後はお開きとなり来年はビッグサイトでやるぞ!!とか、そういう話でクロージング。そんでもって懇親会会場に移りました。ここでやっと今回の旅で初めてお酒が飲めまして、ビアチキさんのビール美味しかったです。また、会場でトークの感想を言いに行ったり、感想のカツアゲをしに行ったりなどしました。カツアゲはスピーカーの特権です。みんなもYAPCで喋って感想をカツアゲしに行こう。
今回も大満足!次の日は完全に旅行ということで電車に乗って別府まで行き、温泉に入って帰りました。本当はホーバークラフトに乗りたかったのですが、時間の合う便がなくて乗れませんでした。どうやら大分空港から九州に入るような旅程を組めばいけそうなので、これはこれで別で乗りに行きたいと思います。
mackee.hatenablog.com
これをやりました。
speakerdeck.com
あとライブコーディングも行いました。完成品のコードについてはこちらに公開しておきます。
yapcfukukoka2025-road-to-agent · GitHub
ありがたいことに部屋が満席で、多くの方に見ていただきました。また、話した後も良かったよと言ってくださった方が多くいました。感謝を申し上げます。ブログ等で補足や感想を呟いていただけるとありがたいです。
今回のトークでなぜこういうトークをやるのか・自分はやりたいのかということを考えたのですが、一見難しそうな技術について自分で学習し、それを人の目の前でやってみせるというのが好きなんだなあと認識しました。
YAPC::Kyotoで行ったデプロイ手法の変遷、YAPC::Hiroshimaで行ったパスキーについての解説もそうで、やってみると実はこんな技術要素に分解できて、実装できるよみたいなことを言いたいわけですね。今回のAIエージェントも多くの人が少ない行数でちゃんと動くものができていると驚かれており、実際そんなに難しくないんだよという意図が伝わって良かったです。
この芸風でビッグサイトも何かできるんじゃないかと考えていますので、精進します。ちょっとこの芸風だとベストトークは難しいかもなと感じるところではありますが...。