ぱいぱいにっき

Pythonが好きすぎるけれど、今からPerlを好きになりますにっき

Kindleこうた。屋根まで飛んだ

http://distilleryimage9.s3.amazonaws.com/2faf49ee3b5111e29f0922000a1fb76f_7.jpg


きんどーるこうたー
屋根までとんだー
屋根まで飛んでー
壊れーて消えたー

壊れてないですけれど、Kindle Paperwhite買いました。7980円のWiFi版。3G版にしようかと迷ったけれどまあいいかと思ってこっちです。
今のところ不便してません。

Kindle Paperwhite

Kindle Paperwhite

いいところ

電子ペーパーが神、いや紙

昨日会社に持って行って自慢しまくったんですけれど、なんか僕の席の近くを通る人が「これ、本物?」って聞いてくるんですよね。なんでかっていうと、ディスプレイがまさに紙っぽくて、モックっぽいんですよ。しかもディスプレイ触ってざらざらするしなんにも反応しないから、余計それっぽい。
でも一度電源入れるとそこそこ機敏に反応する。Webページのスクロールとかは電子ペーパーの特性として切り替わりが遅いですけれど、本を読む分には必要十分な書き換え速度です。
何より、解像度高いので紙並、さらにバックライトもあるもんだから、紙以上。これで説明は十分ではないでしょうか。

本が安く買える

僕が以前本屋で働いている時にまずはじめのほうで店長から教わったことがあって、それで衝撃を受けたことがありります。
再販制度により本は定価で売らないといけない
本は再販制度という縛りがあり、本の裏表紙などに書かれた価格、つまり出版社が決めた価格で売らないといけないという決まりがあります。これを他の業界がやると公正取引委員会に怒られるのですが、著作物に関してはこれが法的に認められているというわけ。
でも、電子書籍はそんな輪廻からは外れるわけで。
再販制度がいいのか悪いのか、電子書籍にそれがかからないのはいいのか悪いのか、その社会的良し悪しは置いておいて、Kindleのストアを見て僕はとりあえず喜んでいます。
「ああ、これ読みたかったんだよね」っていうのが99円だったりすると買っちゃうわけで。で、それの続巻が紙の本とあまり変わらない価格だったりするのでこりゃ戦略的だなーって言いながら買っちゃうわけで。今後、出版社にはこれまであまり求められなかった価格の戦略性も求めらててくるのではないのでしょうか。

うーんってところ

やっぱりカラーで読みたいこともある

今、発売されている電子ペーパーを搭載した電子書籍端末はほとんどがモノクロ。これは電子ペーパーという技術自体がまだ興って間もないものだからなのですが、一部ではカラーの電子ペーパーを使った端末も出てきています。
review/jetbook_color/screen - Windows Phone, Windows 8 Store アプリ by Smart-PDA.net
とはいえ、まだまだこちらは未熟のよう。頑張って欲しいですね。

読めるけれど、もう少し細かいのがほしい

これまでの電子ペーパーの弱点として解像度があげられます。Kindle Paperwhiteはそれなりに改善して212ppi。Retinaに憧れている僕としては物足りないですが、安売りで押してくる書籍の一つに描き込みの多い乙嫁語りを押してくるほどに、アピールしているようです。
マンガは、読めます。予想以上に。
でも、もう少し欲しいかな、とも思います。読めるけれど目が疲れにくくなるほどではない。やはりiPhoneのRetinaの300ppi超欲しいかなとか。ちなみに調べたらMacbook ProのRetinaは220ppiと、Kindle Paperwhiteと同じぐらいなんですね。でも画面との距離違うしこちらとは比較できないか。

というわけで、

いいものを買いました。今年はKindleと心中します